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2006.06.13

164:てぶリアン・プラント 第3話

「可愛さバクハツ(^^)」

まるで両手を広げているようなキュートな姿

ひろしは辞書を片手に説明書と悪戦苦闘。
「なんだか注意するようなことがいっぱい書かれてるなぁ……」

なにせ説明書はボロボロなので、ところどころにじんでいたり、
文字がかすれていたりで、なかなか判読できません。

それでも目立つ単語を調べてみると、
スープ? 栄養? 冷暗所? そんな言葉が出ているようでした。

「なんだ? 植物って暗いところで育つのかな? 
どうせ安かったし、変わった種だから
変わった育て方もアリかも!?」

(やっぱ、面倒だから適当にやっちゃえ!)
根がいい加減な性格のひろしはちょっと疑問に思いながらも
芽の出ない方を部屋の中で育てることにしました。

クリクリの眼みたいな黒いふくらみ。まるで今にも話し出しそう!

さて、一方の芽が出ていた方はどうなったかというと、
驚くほど速いペースでスクスク成長していきました。

ちっちゃい目のような黒いポツポツはグリッと大きな目のようになり、
左右にのびた芽(?)は、まるで太陽の光を歓迎しているように
大きく広がってきました。

「やったね! こんなチャーミングな植物になるなんて
思ってもみなかったな。
これからどんな風に成長していくのか楽しみだなぁ〜♪」

いつしかひろしは植物の成長に夢中になるうちに、
部屋の片隅に置いておいたもうひとつの球根のことなど
スッカリ忘れてしまいました。
(つづく)

細く、柔らかい根もさらにのびてきた

作:ひろし

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