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2007/06/07

呉銅鑼教授の創作ヒストーリー教室

前説
 「言葉は真実を生み出さない。よって歴史もまたすべて虚構である」
 と気炎を吐く異端の歴史学者・呉銅鑼猶吉は創作歴史学なるものを提唱する。
 「歴史に対して普遍、客観、実証を問うことは皆目無意味だ。ようは当人にって面白いかどうか、刺激的かどうか、切実であるかどうかが問題なのである」
 創作歴史学とは手に取った、目にした、たまたま耳にした歴史に対していかに手前勝手に解釈していけるかを追求する学問である。
 「サンタクロースも坂本竜馬もホリエモンも自分にとっては同次元のキャラクターと呉銅鑼先生は虚構と事実(とされている事)を差別しない。
 己が興奮出来るのであれば、キリストが超能力戦士で釈迦と戦っていたり、ジャック・ザ・リッパーがドラキュラ伯爵の子分だったり、昭和16年の2月26日に赤い雪が降っていたり、いまだ昭和という時代が終焉を迎えていなかったりしても一向に構わないのだ。
 「既存のつまらない歴史なぞ捨てちまって己だけの世界史を創造するのだ!」
 さあ、これから呉銅鑼先生と共に、歴史をやりたい放題いじくり倒しましょう!



道頓堀「かに道楽」前・ほろ酔い気分の呉銅鑼先生


呉銅鑼尚吉(ごどら・なおきち)略歴
 昭和49年大阪府堺市に生まれる。
 幼少期より妄想及び虚言癖があり、常に周囲と衝突。
 5歳の時、ドラえもんの実在を証明しようと学習机の引き出しに頭部を挿入、窒息寸前に至る。
 小学校の日本史(社会科)の授業中に「遮光器土偶宇宙人説」を強行に主張し、担任教師より鉄拳制裁を頂戴する。
 中学校時代には「手塚治虫は遠縁」という虚構を、偽造色紙を作成してまで貫き通す。
 高校卒業後は「自分はフェリーニと同じ魂を所有している」と映画監督を志し上京するも、半年で挫折。
 三年の浪人の末、やっとの思いで東京てぶ大学史学科に入学。
 中退後、日本創作歴史学会を創設。
 主な著書「歴史はオレが回す」「わが妄想」(以上、てぶ出版)



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