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2007/01/31

てぶリアン・プラント

第7話「暗闇に伸びる」


キュートなプラントと怪しいプラント。タネが違えば、成長の仕方も違うのか!?

「それにしても可愛かったよなぁ〜?」
その日の夜、ひろしはキュートなプラントのシッポを思い出しながら、ベッドに転がってお菓子を食べていた。

かたわらには怪しいプラント。
「見れば見るほどコイツはグロすぎるよな……。
 やっぱりタネが違っていたせいなのかなぁ……」
あらためて怪しいプラントを眺めながら
ひろしは頭の中で二つのプラントを比較していた。

ポリポリ……ポリポリ……

「なんだかお菓子を食べてたら、お腹が減ってきちゃったな……。そうだっ! そういえば冷蔵庫に食べ残しのチキンナゲットがあったはずだ!」

枕元にナゲットを置いて、ひろしはモグモグ。
寝っ転がりながら読みかけのマンガを開いていたひろしだったが、そのうちにウトウトと眠ってしまった……。

「あっ、やべえ! いつの間にか寝ちゃってた!」
どのぐらい時間が経っただろうか、
ひろしは慌てて部屋の電気を消して、
あらためて眠りについた。
食べかけのナゲットは、もちろん枕元に放置したまま。

ひろしは、まさかこのナゲットが悲劇のはじまりになるとは、まったく考えもしなかった……。


怪しいプラントが動きはじめた!

ウニュ…ウニュニュニュ……

ひろしが眠りについた暗闇の中で
なにかが動きはじめた……。

怪しいプラントの根っ子のようなものが
まるで触手のようにナゲットに伸びていくではないか……

ウニュ…ウニュウニュウニュ……

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