Adobe CS5な昨今。去年CS3、今年やっとこさCS4なワタクシの周辺。あ、InDesignね。
で、先月ず〜っとCSでやってきてた雑誌を(まぁ、自遊人なんだけど)、ほぼ無テストで、CS4に変更。

大わらわで新フォーマットを作り、見直したいと思っていた文字組アキ量設定を見直したら、アナだらけで、何度も何度も作り直す羽目になったり、CSとのお作法の違いになれなかったり(まぁ、3バージョンもたっているのだから、いろいろ激しく変わっているわけだ)。
そして、編集者から大きなクレーム。(クレームっていうか、まぁこっちはAdobeの人ではないので、質問か(^^;)
1.コピーアンドペーストするとフォントが変わる。
2.テキストを打って、スタイルを適用してもフォントは変わらない。小見出し等。
3.小見出しをコピーアンドペーストしても、その書体はどこかへ行ってしまい、妙なテキストになる。
4.2ライン取りの1ラインの小見出しをコピペしてちょっといじると、なぜか3ライン取りの1ラインになりそのあとはもう戻せなくなる。
たとえば、

↑これが完成型だとして
↓テキストを選択し、普通にコピーして、comd+vで同じテキストフレームか、別のテキストフレームにペーストすると

こんなふうになる。見出しは本文と同じ感じになっちゃっている。わかりにくいけど、本文スタイルも文字の大きさは合っているけど、 行送りが違っちゃってる。(ちなみに、明朝の部分が基本本文なので、フレームグリッド設定は本文の段落スタイルと揃えてある)
↓なので、optionキーを押しながら段落スタイルウィンドウで見出しのスタイルを強制適用させてもなんか変な感じ。

本文風になっているのだけど、行送りが正しくない不完全なスタイルなので、見出しのスタイルが完全には強制適用できない(?)ようなのだ。一度本文スタイルを全部に強制適用し直して(これはできる)から見出しのスタイルを適用すればできるのだけど。
でもコイツは、comd+vじゃなく、comd+opt+shift+vだと、何の問題もなく元のスタイルを保ったままペーストされる。で、ペースト先のスタイルに合わせたいときには、comd+shift+vでオッケイ。
CSのころから、なんかこんなふうなことにしょっちゅう遭遇していたので、ボクには、comd+opt+shift+vが、手についているのだけど(comd+shift+vは、SCにはなかった?)、どうも編集者の環境ではそうではなかったようで、comd+vで、全てをやり遂げられていたらしい。
で今回、非難ゴーゴー。なんとか「comd+opt+shift+v」をお願いしたのだけど、そんなのできないって……。
次号からCSに戻したいくらいだって……。
いやぁ、もう戻りたくないですよ(^^;。
なので、もうじき始まる次号は、フレームグリッドを辞め、テキストフレームで行こうと思います。テキストフレームならcomd+vで元のスタイルを保ったままいけるんだよね。っていうか、フレーム自体がただの空の箱だからなのか。でも、本文スタイルに設定してある、グリッド揃えを外さないといけないな。