2013/08/15

式根島キャンプ2013夏〜その3〜暑さでバテバテ

 そして3日目。
 午前中早めに地鉈温泉に向かう。あの絶景、ぜひとも入っておきたいのだ。今日は電動アシストがないので、二人とも歩き。
 昨日とはかなり時間もずらし、海も満潮に近い感じなのに……、地鉈温泉は、やはりお湯なし。いったいいつ行けばいいんだ?島の役所なり観光協会なりが、どっかにお知らせしてほしいですよ。まったく。
 通り道にある「湯加減の穴」に手をかざせばわかるのかなぁ。でもそこまで行くのがまた(^_^;。

 釜ノ下方面は、温泉や史跡があって楽しい。
 昔は、新島で取って献上していた塩を、ある時期から式根島で作らせ、それの上前を新島の役人がはね、さらにその横領の責任を押し付けられた塩づくりの責任者が、塩の釜へ飛び込んんで死んだという話があり、その墓とかがひっそりとあった。製塩は、ほんとに辛い仕事だったらしいし、その職人に対する役人の仕打ち。

 釜ノ下のキャンプ場はコンパクトでかわいい。


 
 で、恒例なのだけど、氷を買ってキャンプサイトに戻り、昨夜仕掛けておいたサバ味噌煮とミナミハタンポの南蛮漬けを食べる。
 ミナミハタンポ南蛮漬けは、暗がりでやった素上げが、温度か時間不足かだったようで、骨までは食べられなかったけど、味はそれなりに漬かっていてまぁまぁ。サバ味噌煮はもうひとつかなぁ。味噌煮の味付けなんてーのは、もう自分の中にイメージがあるので、評価は厳しくなってしまうのだね。まぁ、アウトドアでは、強め甘めの味にしといた方がなんでも無難そうだ。

 んでもって、暑いので、釣りではなくやっぱシュノーケリング。
 昔買ったPENTAX WP。ちょっと浸かったら、液晶画面の端に海水が入り始めたので、さっさと使用終了。当たり前だけど、パッキンや接着剤って劣化するのね(^_^;。
 これが最後の1枚。

 実質最終日なんだけど、もう釣り場まで歩く元気がなくなっちゃったので、今夜は残った食材の処分ということで、じっくりと宴会に。焼酎を半升ぐらい2人で飲んで撃沈。後半記憶なし(^_^;。
 夜、新島神津島近海で地震があったようだけど、まったく気づかず。

 さて、最終日は朝から撤収作業。
 どんどん撤収して、管理棟のところでクロネコヤマトの伝票を書いて着払いで置いてくる。
 そして海福運送に電話。伝票番号は入力しないので、追跡はできないんだそうな。
 自宅に帰ってからもう一度電話して発送の確認とサイズ金額の確認をした。

 で、港で自転車を解体して、乗船。
 ここまでで一番疲れた。前夜の美杉で二日酔いが抜けないし(^_^;。
 乗船後即船内のシャワーを使う。200円で10分。これが超快適。
 そして帰りの船、キャンセル待ちで二等和室が取れていて、ホントに良かったよ。
 竹芝桟橋まで爆睡。

 いやぁ、暑かった。


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2013/08/13

式根島キャンプ2013夏〜その2〜温泉と海

 ということで、2日日。

 朝から大浦と野伏港との間にある泊海水浴場でシュノーケリング。
 きもちいい。魚(といってもベラがメインだけど)がたくさん。楽しい(^_^;。
 式根島は基本的に細かい岩場の遠浅が多く、水が澄んでいて波が穏やかで、シュノーケリングに最適なのだ。
 こんな条件だと、金槌に毛が生えたくらいのボクでも安心して楽しめる。

 ここ数年、海といえば眺めるもの、釣り糸をたれるものだったのだけど、ちょっと変わったかも(^_^;。

 昼前の大型船で、奥さんは利島へ戻る。

 昼飯は、昨夜のイスズミの塩焼きと、インスタントラーメン。
 イサキ似だけど磯臭いとあまり人気のないイスズミ、塩焼きはまぁそこそこな味。

 で、昼間は暑いので、とりあえずシュノーケリング。調子に乗って8mくらいの深さのところにまで行ってしまったり。もちろん浮いてるだけ(^^;;。楽し〜、凉し〜。
 それから、氷を買いに行きつつ、島内散策へ。

 エアコンなしの生活をしていると、どんどん氷の重要性が高まって行くのがわかる。もちろん水も大事なのだが、氷はすぐに水になってしまうので。
 しかし、式根島は、ちょっと歩くと店があり、氷や飲み物が買えるからいいけど、この灼熱地獄で、そういう店から遠いと厳しいよなぁ、いろいろ。
 
 あちこち回りたかったので、相方も自転車を借りる。島内にはすごくレンタサイクルが多いのだけど、電話一本で迎えに来てくれるところかあると管理棟に張り紙があったので、そこに頼んでみる。自転車は電動アシスト。
 昔ウチにもHONDAのがあったけど、今のはバッテリーが小さくなってるし、スイッチのオンオフができる。
 しかし、借りたのは、バッテリーの調子が悪く、ちょっと走っただけで、ショップに持ち込んでバッテリーを交換したら直った。
 ママチャリ型の電動アシストは、ボクの小型ロードと大差ない機動力だった。さすがに急な坂道でも押さなくてすむのはいいけど。

 さて温泉巡り。式根島には、海の温泉が数カ所ある。どれも無料。釜ノ下キャンプ場の近くに「松が下雅湯」〜「足付温泉」。足付温泉の方は海水が少なく熱くて入れなかった。うろうろしていると、その先の無名の場所にもいい感じのが湧いてるよと教えてもらい、そっちへ。
 ここは感じが良かった。無名だけど、地元の人が、年に数回岩を動かして湯舟や道を造ってくれてるんだとか。でも台風が来るとなくなっちゃう。

 そして、最も有名な「地鉈温泉」へ。
 ここは絶景だ。海へ向かったクレバスへ階段を下りて行くと赤茶けた海の温泉が現れる……のだが、時期が悪いのか、時間が悪いのかお湯が無い。ちょっとあるところにてを突っ込んでみたら「アチチチチ!」。だめだ、またにしよう。

 で、すでに夕方。昨日と同じ「憩いの家」で室内温泉に入って、エアコンバリバリの休憩室で生き返ってから氷を買い、キャンプサイトへ。

 今夜はゆうまづめに釣りに野伏港へ。狙いはもちろんアジ。
 なのに、爆釣状態になってしまったのは、ミナミハタンポ。
 手のひらサイズだけど、マメアジとは違い、どっちかというとススメダイ的な魚だったので、リリースしていたけど、通りすがりの人が「上品な味の白身魚ですよ」と言うので、急遽キープに変更。こいつがタナを変えても釣れまくって3連4連とついてくる。


 
 お目当てのアジが来ないので、サバでもいいかな?……と、思っていたら、でかいのが来た。ひさびさの感触。
 40cmくらいかなぁ、血行よく引きました。で、即サバ折りしたんだけど、氷を持って行っていなかった。
 そこで、先ほどの通りすがりの人が「サバの生き腐れ」という話をしてくれ、この時期15分くらいでもうサバはだめだというので、しょうがなく破棄。もう1匹サバが来たら帰って急ぎ調理しようということにして続行。1匹バラしたあとにまたミナミハタンポ爆釣後、でかいサバが来たので、そそくさと帰る。
 氷って大事(^_^;。


 
 で、サバは3枚におろし、さっさと味噌煮に。ミナミハタンポは、南蛮漬けにすべく素揚げ。夜10時過ぎなのに素揚げ。キャンプサイトにいい香りが充満。で、若干材料不足だけど、なんとか南蛮漬け完成。で、どっちもクーラーボックスに収納して就寝。もちろんクーラーボックスの中は、氷で冷えている。
 熱射病気味か、シュノーケリング疲れか、相方は早々にテントの中。

 そうそう、テントだが、今回は、暑いだけで、好天に恵まれまったく雨が降らないので、テントのフライは外してしまった。それでも風がないので寝苦しい。蚊がいなけりゃ、外に転がるんだけどなぁ。

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2013/08/12

式根島キャンプ2013夏〜その1〜けっこう山道

 夏。今年は式根島でキャンプをすることにした。
 式根島は、伊豆諸島でも利島に次いで小さな島。人口は利島より多いけど。
 昔椎名誠があやしい探検隊で飲んだくれていた浜は、式根島の浜だったらしい。というのを数年前に知ってから、行きたくてしょうがなかった。
 もちろん釣りざんまいも目的。

 人生初の輪行で、駅から船へと自転車を持ち込む。
 島に行くのになんで自転車?って思うかもしれないけど、交通機関がないので、ちょっと買い物に行くのにも便利であろうという予測の元に、ウチのGIANT MR4Fならば、やや小径なので大げさじゃないかもと。
 もちろん坂だらけの利島なら持って行かないのだけど、式根島は、遠くから見ると、真っ平らなので。
 ……、なんて理由をつけて、他端で袋に入れた自転車を持って行きたいだけなんだけど(^_^;。

 西武線もJRも自転車は分解して袋に入れてあれば無料。東海汽船は500円だと聞いていたので、料金を支払ったら、コンテナに入れてくれちゃった。船内にそのまま持ち込むのなら無料だったのを帰りに知る(^_^;。

 他の荷物は事前にゆうパックで送ってある。120サイズが2個、あとは140と160サイズ。クロネコよりもゆうパックの方が若干安い。※伊豆諸島は、基本的にゆうパックとクロネコしか扱ってくれない(他は、他社接続料金と追加日数がかかるはず)。

 利島で、ウチの奥さんも乗船し、3人で式根島へ。

 式根島のキャンプ場は釜ノ下(20張り)と大浦(50張り)の2カ所。どちらも無料のキャンプ場だ。海水浴場からもすぐ。
 ただし、一般客には同時期に解放していない。GWと7〜9月のハイシーズンは大浦キャンプ場だけ。

 大型客船が着く野伏港からキャンプ場まで15分程度の歩きだけど、けっこうきつい登りが2カ所ある。自転車があったので、キャンプサイト取りは1番目に到着できたけど、途中1回押して登っちゃった。
 
 50張りのキャンプサイトは、林間と砂地が同数くらいか。管理棟でも仕込み後、木の番号札をもらって自由に張れる。ただし、通路はできるだけさけた方がいいかも、一応たくさんの人が利用しているので(^_^;。


 
 東京からゆうパックで送った4コの荷物も到着し、上の方の林間に設営。キャンプサイトは坂なので、荷物運びがめちゃ大変だった〜。

 一息いれてから、島内散策。逆側にある温泉方面へ。

 実は式根島、温泉や釣り場やお店や食べ物屋は釜ノ下方面が圧倒的に便利。
 釜ノ下のキャンプ場を解放してくれるとめっちゃ嬉しいのだけど。20張りじゃあ無理かなぁ。もうちょい拡大して……とか、希望。
 みやとらで島のり弁当を買って道ばたの日陰に座って食う。うまい(^^;;。

 で、夕方は野伏港で釣り。

 ベラだのスズメダイだのイスズミなど外道の嵐のあと、これから夕まづめってとこで終了し、温泉に向かう。
 今日は憩いの家。唯一の室内温泉。200円でエアコンバリバリの休憩室もある村営の施設。
 温泉の後は、居酒屋「千漁」で普通に乾杯。イスズミくらいしか食べられそうなのがなかったのでね。それは明日のおかずということで。あと、エアコンバリバリだし(^^;;。
 いゃぁ、ここに限らないけど、外は暑いのだ。

 キャンプサイトに帰って、まだ24時前くらいだったけど流星群を見るのに、熱い地面に転がって満天の星空を眺める。ボクは見逃したけど、他の2人は大きいのを見れたみたい。

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2012/05/04

強風の利島で釣り

 利島へ釣り旅行。
 強風のため息は利島欠航(連絡船が着岸しないってこと)、終着の神津島まで行って戻りの利島でなんとか上陸。
 釣りをしたいのだけど、強風で桟橋に男波がかぶっていて危険なので、島内観光で宮塚山に登る。
 途中、笹竹やアシタバをたくさん採りつつだったので、まぁ、これはこれで楽しかった。

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2011/11/12

福浦、長浦

 やっと釣りに(^_^;
 ここんとこ、イカが釣りたくて釣りたくて・…。
 イカ釣り用のルアーであるところのエギってヤツを、釣りを初めてすぐにけっこう買い込んだんだけど、シーズンが合わなかったり、へたくそだったりで(まぁ、今もヘタクソなんだけど)、なかなかイカに行けない(^_^;。
 で、秋イカのシーズン真っ盛りになりつつある今日この頃、東京湾のヒイカ釣りに出かけたわけです。

 3時起きの4時出発。釣りのときだけは、普段と生活パターンが逆転できるようになりつつある。

 まだまだ、なかなかホームポイントが見つからず、今回は横浜八景島の近く、福浦というところ。ここは長い防波堤が続いていて、その内側は歩道なので、釣りをするには人気の場所らしい。

 前日の雨模様から打って変わって超快晴。秋の雲が気持ちよく流れる。

 早く出かけたし、セッティングもエギなのですぐに準備ができて、7時過ぎにはもう釣り始めていた。いい感じだ。
 


 しかし……。


 釣れない……。

 ヒイカが、手のひら大の小さいヒイカが、釣れるはずなのに……。


 10:30。あきらめて、河岸を変えることにする。
 適当に情報誌と地図を見て、三浦半島に向かう。一番近そうな……、横須賀の手前、長浦港というところ。
 ホントにただなんとなく。

 行ってみると、米海軍や海上自衛隊の基地の目の前の港。ここにも、何やら一般の船じゃなさそうなのも停泊しているけど、一応民間の漁港のようだ。
 ただし、こんなカッコいい何かの船も、停泊している。クレーンがでかい(最初の写真)。

 で、天候はさらに穏やかになり、いかにも釣り日和みたいな……。
 でも、なんか、釣れない。

 そして夕方……。
 すっかり飽きて寝ている相方の脇で、ボクのサビキにポツポツき始めた。
 最初は、ウミタナゴ?10cm弱のだったが、次は20cm弱の。

 で、メバルの小さいヤツ(ソイってヤツかな?と思ったけど、たぶん小さいメバル)。

 ここの辺りで、昼寝から起き上がった相方が、ジグヘッドにワームをつけて足下の根魚を探り始める。
 これが大当たり。
 隣に来ていた地元のおじさんが、でかいのを釣っていたので、もしかして、と思ったら、25cmくらいのメバルに始まり、20cm弱のを連続で釣り上げた。

 ボクはといえば、小魚の群れがやたら回遊するようになったので、メタルジグやら、弓づのやら持ち出して、大物を狙ったが、これには全く反応なし。

 まー、なにやかやで、19:30くらいかな、帰り支度。
 前半は、徒労だったけど、夕方からは、けっこう楽しめた。やっぱゆうまづめってやつ?暗くなってからの方が、釣れる。と、やっぱ思うのだった。


本日の全釣果


 帰りに、去年の車検の時に言われていてとりあえずスルーしていた、リヤブレーキのパッドが、無くなったようで、ディスクがイヤ〜な音を立て始めた。ウチまで、70kmくらい、できるだけフットブレーキを使わないように帰ってきて疲れ果てたのだった……。


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2011/11/09

伊勢エビをさばく

 冬になり、やっと利島の伊勢エビが送れるようになったので、お試しで、一番小さいのを送ってもらった。


こんな感じの発砲の箱で送られてくる。
冷蔵でもチルドでもなく「なまもの」

 さて、大きなエビをさばくのは初めて。
 2匹がゴソゴソうごめいている。最後の力を振り絞って、尾ひれをパシパシ箱に打ちつける(^_^;。


まるでエイリアンだ(^_^;

 まず、氷水に10分ほど浸ける。すると、動きがかなり鈍くなる。

 頭と尾ひれの間の柔らかいところに包丁を入れ、半分にする。ただ、ちょっと失敗。
 ホントは、頭の方の殻と身の間にできるだけ包丁を入れると、頭の中の身もけっこうきれいに取れてくるのだったが、ついブッツリ尾ひれを切り落としてしまったので、あとで、頭の方の身をほじくりだすはめに。

 尾ひれの腹の部分のエッジに包丁を入れ、肉切りナイフで身をはがす。この、あまりよく切れない肉切りナイフを使うってのがミソらしい。

 頭は、腹の方からまっぷたつに。

 で、身は適度な大きさに切って、氷水でサッと絞めて、尾ひれの殻に盛りつける。


黄色いのはミソ

 頭は、大根、ネギ、人参とゆでて、味噌を溶く。
 先に、エビを酒で少し湯がいてからだと、磯臭さが抜けるみたい。

 できあがり。昼間からごちそうだ(^_^;。

 で、残骸。カニスプーンも登場。


エビっていうより、カニに近いかも(^_^;

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