2014/08/24

利島のウスイゴウ園地


作成中の利島のウォーキングマップ

 利島の宮塚山の東登山口の近くに、ウスイゴウ園地という公園があって、池と四阿が二つある。
 ここは、ジョギングの折り返し地点にしていて、片道3.5kmくらいだけど、標高差200mでけっこう厳しいコース。で、そこがどういう場所なのか気になっていたのだけど、説明の書いてあるボードの文字がかすれすぎていて読めないが、どうも気になる。しょうがないので、ボイスメモと写真をアップで見ながら書き起こしてみた。

ウスイゴウ園地

 この園地名は、「朝日のさす所」を表す慶称地名と言われるウスイゴウ山に在る事に由来します。
 園地は宮塚山の東の登山口にあり、道を隔てた南東に下上御方(おりのぼりおんかた)を祀る利島で最古の下上神社(おりのぼりじんじゃ)があります。社(やしろ)が御穴(みあな)と火事穴(かじあな)の二つの噴火口の中心を結ぶ線上にある事などから、下上御方は宮塚山の「島焼き」と呼ばれる噴火を神格化した、島生みの神と考えられます。また神社が島の東に位置する事と、冬至の夕方力尽きて下り、次の朝一年の始まりに新しい命として上がる太陽を彷彿とさせる「下上」という名前が、太陽神としての性格をも暗示しています。
 正月に行われる、宮塚山を西廻りに阿豆佐和気命本宮、大山小山神社、下上神社と巡拝する山巡り神事は、元来は太陽暦の年迎え、冬至の祭りの一部であったのでしょう。
 太古、人々は朝夕の太陽の位置を記すことで暦とし、日々の生活や農作業、祭り等に利用していました。
 大石山で発掘された縄文後期の遺跡「柄鏡形敷石住居址(えかがみがたしきいしじゅうきょあと)」は、その柱穴から推測すると、夏至の日没直前の夕日が入口から差しこむ時室内の日本の柱の影が重なります。この住居は、夏至を知るために建てられた「太陽の家」とも称せられる建物であったと思われます。

 この下上神社や縄文の住居跡等から古(いにしえ)の利島人と太陽との深いつながりが想い起され、眼前に広がる東の海から昇る「太陽・日の出」をウスイゴウ園地のテーマとしました。
 園地は、太陽の運動の象徴として、海側と山側の二棟の四阿(あずまや)を東西軸上に配置しています。山側、西の四阿の奥、石階段上の大きな浜石は太陽を象徴しています。真東に昇る朝日は、西の四阿の二つの飾り瓦の影を浜石に一つに重ねます。海側、東の四阿は太陽の家「柄鏡形敷石住居」をモデルとしています。この四阿には、海に向かい左から夏至柱、彼岸柱、冬至柱、部屋の中央には要柱という四本の柱があります。海側の、夏至柱は夏至の、彼岸柱は春分・秋分の、冬至柱は冬至の日の出の太陽が作る柱の影が、それぞれ要柱に重なる位置に立てられています。(要柱が中心よりわずかに南にずれて立つのは、春分の日と秋分の日には、真東より少し北から太陽が上がる為です)

 池は、島の神社神社地から多く出土する太陽を象徴すると言われる銅鏡を模し、その周囲に浜石を十二の方位に合わせて配置しました。春には、下上神社の神域近くにふさわしく、古来より農作業の時期等を判断する目安とされてきた桜が、園地を装います。

 利島には縄文以来の永い歴史があり、遺跡(いせき)、遺物(いぶつ)、祭祀址(さいしあと)など多くの遺産が眠っています。それを揺り起こし耳をすますと、古の利島人の声が聞こえてきます。このウスイゴウ園地の整備にあたり、古代からのメッセージを新たに添えて未来へと託します。

利島村

 なるほど、なかなか深い。


山側の四阿と太陽の浜石


海側の四阿


柱を中側から


柱を外側から


銅鏡を模した池


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2013/08/15

式根島キャンプ2013夏〜その3〜暑さでバテバテ

 そして3日目。
 午前中早めに地鉈温泉に向かう。あの絶景、ぜひとも入っておきたいのだ。今日は電動アシストがないので、二人とも歩き。
 昨日とはかなり時間もずらし、海も満潮に近い感じなのに……、地鉈温泉は、やはりお湯なし。いったいいつ行けばいいんだ?島の役所なり観光協会なりが、どっかにお知らせしてほしいですよ。まったく。
 通り道にある「湯加減の穴」に手をかざせばわかるのかなぁ。でもそこまで行くのがまた(^_^;。

 釜ノ下方面は、温泉や史跡があって楽しい。
 昔は、新島で取って献上していた塩を、ある時期から式根島で作らせ、それの上前を新島の役人がはね、さらにその横領の責任を押し付けられた塩づくりの責任者が、塩の釜へ飛び込んんで死んだという話があり、その墓とかがひっそりとあった。製塩は、ほんとに辛い仕事だったらしいし、その職人に対する役人の仕打ち。

 釜ノ下のキャンプ場はコンパクトでかわいい。


 
 で、恒例なのだけど、氷を買ってキャンプサイトに戻り、昨夜仕掛けておいたサバ味噌煮とミナミハタンポの南蛮漬けを食べる。
 ミナミハタンポ南蛮漬けは、暗がりでやった素上げが、温度か時間不足かだったようで、骨までは食べられなかったけど、味はそれなりに漬かっていてまぁまぁ。サバ味噌煮はもうひとつかなぁ。味噌煮の味付けなんてーのは、もう自分の中にイメージがあるので、評価は厳しくなってしまうのだね。まぁ、アウトドアでは、強め甘めの味にしといた方がなんでも無難そうだ。

 んでもって、暑いので、釣りではなくやっぱシュノーケリング。
 昔買ったPENTAX WP。ちょっと浸かったら、液晶画面の端に海水が入り始めたので、さっさと使用終了。当たり前だけど、パッキンや接着剤って劣化するのね(^_^;。
 これが最後の1枚。

 実質最終日なんだけど、もう釣り場まで歩く元気がなくなっちゃったので、今夜は残った食材の処分ということで、じっくりと宴会に。焼酎を半升ぐらい2人で飲んで撃沈。後半記憶なし(^_^;。
 夜、新島神津島近海で地震があったようだけど、まったく気づかず。

 さて、最終日は朝から撤収作業。
 どんどん撤収して、管理棟のところでクロネコヤマトの伝票を書いて着払いで置いてくる。
 そして海福運送に電話。伝票番号は入力しないので、追跡はできないんだそうな。
 自宅に帰ってからもう一度電話して発送の確認とサイズ金額の確認をした。

 で、港で自転車を解体して、乗船。
 ここまでで一番疲れた。前夜の美杉で二日酔いが抜けないし(^_^;。
 乗船後即船内のシャワーを使う。200円で10分。これが超快適。
 そして帰りの船、キャンセル待ちで二等和室が取れていて、ホントに良かったよ。
 竹芝桟橋まで爆睡。

 いやぁ、暑かった。


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2013/08/13

式根島キャンプ2013夏〜その2〜温泉と海

 ということで、2日日。

 朝から大浦と野伏港との間にある泊海水浴場でシュノーケリング。
 きもちいい。魚(といってもベラがメインだけど)がたくさん。楽しい(^_^;。
 式根島は基本的に細かい岩場の遠浅が多く、水が澄んでいて波が穏やかで、シュノーケリングに最適なのだ。
 こんな条件だと、金槌に毛が生えたくらいのボクでも安心して楽しめる。

 ここ数年、海といえば眺めるもの、釣り糸をたれるものだったのだけど、ちょっと変わったかも(^_^;。

 昼前の大型船で、奥さんは利島へ戻る。

 昼飯は、昨夜のイスズミの塩焼きと、インスタントラーメン。
 イサキ似だけど磯臭いとあまり人気のないイスズミ、塩焼きはまぁそこそこな味。

 で、昼間は暑いので、とりあえずシュノーケリング。調子に乗って8mくらいの深さのところにまで行ってしまったり。もちろん浮いてるだけ(^^;;。楽し〜、凉し〜。
 それから、氷を買いに行きつつ、島内散策へ。

 エアコンなしの生活をしていると、どんどん氷の重要性が高まって行くのがわかる。もちろん水も大事なのだが、氷はすぐに水になってしまうので。
 しかし、式根島は、ちょっと歩くと店があり、氷や飲み物が買えるからいいけど、この灼熱地獄で、そういう店から遠いと厳しいよなぁ、いろいろ。
 
 あちこち回りたかったので、相方も自転車を借りる。島内にはすごくレンタサイクルが多いのだけど、電話一本で迎えに来てくれるところかあると管理棟に張り紙があったので、そこに頼んでみる。自転車は電動アシスト。
 昔ウチにもHONDAのがあったけど、今のはバッテリーが小さくなってるし、スイッチのオンオフができる。
 しかし、借りたのは、バッテリーの調子が悪く、ちょっと走っただけで、ショップに持ち込んでバッテリーを交換したら直った。
 ママチャリ型の電動アシストは、ボクの小型ロードと大差ない機動力だった。さすがに急な坂道でも押さなくてすむのはいいけど。

 さて温泉巡り。式根島には、海の温泉が数カ所ある。どれも無料。釜ノ下キャンプ場の近くに「松が下雅湯」〜「足付温泉」。足付温泉の方は海水が少なく熱くて入れなかった。うろうろしていると、その先の無名の場所にもいい感じのが湧いてるよと教えてもらい、そっちへ。
 ここは感じが良かった。無名だけど、地元の人が、年に数回岩を動かして湯舟や道を造ってくれてるんだとか。でも台風が来るとなくなっちゃう。

 そして、最も有名な「地鉈温泉」へ。
 ここは絶景だ。海へ向かったクレバスへ階段を下りて行くと赤茶けた海の温泉が現れる……のだが、時期が悪いのか、時間が悪いのかお湯が無い。ちょっとあるところにてを突っ込んでみたら「アチチチチ!」。だめだ、またにしよう。

 で、すでに夕方。昨日と同じ「憩いの家」で室内温泉に入って、エアコンバリバリの休憩室で生き返ってから氷を買い、キャンプサイトへ。

 今夜はゆうまづめに釣りに野伏港へ。狙いはもちろんアジ。
 なのに、爆釣状態になってしまったのは、ミナミハタンポ。
 手のひらサイズだけど、マメアジとは違い、どっちかというとススメダイ的な魚だったので、リリースしていたけど、通りすがりの人が「上品な味の白身魚ですよ」と言うので、急遽キープに変更。こいつがタナを変えても釣れまくって3連4連とついてくる。


 
 お目当てのアジが来ないので、サバでもいいかな?……と、思っていたら、でかいのが来た。ひさびさの感触。
 40cmくらいかなぁ、血行よく引きました。で、即サバ折りしたんだけど、氷を持って行っていなかった。
 そこで、先ほどの通りすがりの人が「サバの生き腐れ」という話をしてくれ、この時期15分くらいでもうサバはだめだというので、しょうがなく破棄。もう1匹サバが来たら帰って急ぎ調理しようということにして続行。1匹バラしたあとにまたミナミハタンポ爆釣後、でかいサバが来たので、そそくさと帰る。
 氷って大事(^_^;。


 
 で、サバは3枚におろし、さっさと味噌煮に。ミナミハタンポは、南蛮漬けにすべく素揚げ。夜10時過ぎなのに素揚げ。キャンプサイトにいい香りが充満。で、若干材料不足だけど、なんとか南蛮漬け完成。で、どっちもクーラーボックスに収納して就寝。もちろんクーラーボックスの中は、氷で冷えている。
 熱射病気味か、シュノーケリング疲れか、相方は早々にテントの中。

 そうそう、テントだが、今回は、暑いだけで、好天に恵まれまったく雨が降らないので、テントのフライは外してしまった。それでも風がないので寝苦しい。蚊がいなけりゃ、外に転がるんだけどなぁ。

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2013/08/12

式根島キャンプ2013夏〜その1〜けっこう山道

 夏。今年は式根島でキャンプをすることにした。
 式根島は、伊豆諸島でも利島に次いで小さな島。人口は利島より多いけど。
 昔椎名誠があやしい探検隊で飲んだくれていた浜は、式根島の浜だったらしい。というのを数年前に知ってから、行きたくてしょうがなかった。
 もちろん釣りざんまいも目的。

 人生初の輪行で、駅から船へと自転車を持ち込む。
 島に行くのになんで自転車?って思うかもしれないけど、交通機関がないので、ちょっと買い物に行くのにも便利であろうという予測の元に、ウチのGIANT MR4Fならば、やや小径なので大げさじゃないかもと。
 もちろん坂だらけの利島なら持って行かないのだけど、式根島は、遠くから見ると、真っ平らなので。
 ……、なんて理由をつけて、他端で袋に入れた自転車を持って行きたいだけなんだけど(^_^;。

 西武線もJRも自転車は分解して袋に入れてあれば無料。東海汽船は500円だと聞いていたので、料金を支払ったら、コンテナに入れてくれちゃった。船内にそのまま持ち込むのなら無料だったのを帰りに知る(^_^;。

 他の荷物は事前にゆうパックで送ってある。120サイズが2個、あとは140と160サイズ。クロネコよりもゆうパックの方が若干安い。※伊豆諸島は、基本的にゆうパックとクロネコしか扱ってくれない(他は、他社接続料金と追加日数がかかるはず)。

 利島で、ウチの奥さんも乗船し、3人で式根島へ。

 式根島のキャンプ場は釜ノ下(20張り)と大浦(50張り)の2カ所。どちらも無料のキャンプ場だ。海水浴場からもすぐ。
 ただし、一般客には同時期に解放していない。GWと7〜9月のハイシーズンは大浦キャンプ場だけ。

 大型客船が着く野伏港からキャンプ場まで15分程度の歩きだけど、けっこうきつい登りが2カ所ある。自転車があったので、キャンプサイト取りは1番目に到着できたけど、途中1回押して登っちゃった。
 
 50張りのキャンプサイトは、林間と砂地が同数くらいか。管理棟でも仕込み後、木の番号札をもらって自由に張れる。ただし、通路はできるだけさけた方がいいかも、一応たくさんの人が利用しているので(^_^;。


 
 東京からゆうパックで送った4コの荷物も到着し、上の方の林間に設営。キャンプサイトは坂なので、荷物運びがめちゃ大変だった〜。

 一息いれてから、島内散策。逆側にある温泉方面へ。

 実は式根島、温泉や釣り場やお店や食べ物屋は釜ノ下方面が圧倒的に便利。
 釜ノ下のキャンプ場を解放してくれるとめっちゃ嬉しいのだけど。20張りじゃあ無理かなぁ。もうちょい拡大して……とか、希望。
 みやとらで島のり弁当を買って道ばたの日陰に座って食う。うまい(^^;;。

 で、夕方は野伏港で釣り。

 ベラだのスズメダイだのイスズミなど外道の嵐のあと、これから夕まづめってとこで終了し、温泉に向かう。
 今日は憩いの家。唯一の室内温泉。200円でエアコンバリバリの休憩室もある村営の施設。
 温泉の後は、居酒屋「千漁」で普通に乾杯。イスズミくらいしか食べられそうなのがなかったのでね。それは明日のおかずということで。あと、エアコンバリバリだし(^^;;。
 いゃぁ、ここに限らないけど、外は暑いのだ。

 キャンプサイトに帰って、まだ24時前くらいだったけど流星群を見るのに、熱い地面に転がって満天の星空を眺める。ボクは見逃したけど、他の2人は大きいのを見れたみたい。

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2012/05/04

強風の利島で釣り

 利島へ釣り旅行。
 強風のため息は利島欠航(連絡船が着岸しないってこと)、終着の神津島まで行って戻りの利島でなんとか上陸。
 釣りをしたいのだけど、強風で桟橋に男波がかぶっていて危険なので、島内観光で宮塚山に登る。
 途中、笹竹やアシタバをたくさん採りつつだったので、まぁ、これはこれで楽しかった。

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2011/10/11

平塚新港から利島へ。29回目の記念日

 毎年好天率の高い体育の日連休。10.10は結婚記念日でもあるので、上の娘とケーキを携え利島に。

 船は22:00竹芝桟橋発なので、昼間は山に行くか釣りに行くか悩んだ挙句、ここんとこの流れでやっぱり釣りに(^^;;
 横浜方面の海釣り公園は、一通り冷やかしたので、実は多摩方面から行きやすい相模川河口の平塚新港へ。早朝だと八王子辺りから1時間半。

 ここは漁港とマリーナなので、普通にどこでも投げられるし、けっこう広い。
 今回は、サビキだけだったけど、港の外は浜もあるので、次回は天秤で遠投もありかな。
 釣果はいつものようにあまりなく(まぁ、まだまだ調査釣の段階(^_^;)、大物が1匹のソーダガツオ。小物はヒイラギだけだった。

 まぁ、3時起きで出発すると、釣りの時間は午前中だけでもかなり有意義に楽しめることがわかった。

 で夜、娘と浜松町で待ち合わせ、利島へ。今の時期の東海汽船はちょっと小さい、かめりあ丸。

 東京湾の夜景を楽しみつつ、爆睡。早朝利島の桟橋に着くや否や、買って来てもらってあったコマセでサビキ釣り(いや~自分でもどんだけ?って突っ込みたいが、隙あらば海は釣りだと思う今日この頃(^^;;)。
 娘が釣れる釣りならやってみたいって言うので、仕掛けを作って取り扱いを説明し、1投目から2連続でいきなりアオムロアジゲット。前に来た時上から眺めた魚だ。サバみたいに丸々してるけどサバほどは元気がない。でも小さめのサビキの仕掛けには充分なパワーで、その後2匹くらいバラした。

 最初はメタルジグを投げていたボクだけど、何もこないのでサビキに変更。
 やっぱりアオムロアジがきた。
 早速昼メシは、刺身(^^;;

 そうそう、こないだの台風の大風と波で、新桟橋が破壊されてしまった。
 こんな大きな建造物が波で動いてしまうのだ。やはり自然の力って怖い。

 釣り客に人気の新桟橋がこんな状態で進入禁止なので、残念。大物は新桟橋だからね。

 昼寝をしてから、借りた車で島の裏の南が山園地へ。雲がかかって、イマイチの風景。今の時期椿の実が大量に落ちている。「道椿」と言って、拾っていろんな場所にある椿の実入れに入れるのがルールらしい。

 そして夜釣り。またもコマセを買い込んで桟橋へ。店で「好きだね~」と言われたが、そりゃ禁句でしょよっちゃん(^^;;。
 朝と打って変わって、15cmくらいのマメアジが、バリバリ上がる。その他は、サバ、サバ、サバ(^^;;。それと、小さいイサキ、メバルかな。

 マメアジは、ダブルで何度も来て、15~20匹程。リリースしてたんだけど、あとで考えたら、アジフライには充分なサイズだったかも。ちょっと後悔。

 翌朝は、メタルジグでの釣りを誘われたので、6時起きで桟橋へ。カツオの小さいやつを狙うという話だったけど、やっぱりメタルジグにはアタリなし。
 2個を海底のゴミにしてしまった……ごめんなさい。
 ちなみに、誘ってくれた人は、ジェット天秤に弓ヅノをつけるのがマイブームらしく。投げてはひたすら巻き取っていた。

 昼寝をして、午後はイルカウォッチング。しかし、うねりが大きく船はジェットコースターのようにすごい落差で上下する。そんな海だったので、ボクは身の危険を感じ船上のカメラマンになり、あとの2人がシュノーケリング。


溺れているわけではなく、イルカを捜索中

 イルカはいたけど機嫌が悪いみたいで近寄れず、一瞬船の周りに集まっただけだった。さすがにそんな船に1時間以上揺られていると、スノーボード気分でスタンディングで頑張っていたボクも、ちょっと気持ち悪くなった。次は夏の穏やかな時に参加したい。

 さすがに夜釣りは無し(^^;;

 で、翌11日の本船で、イーモバイルの繋がる世界へ帰る。2等和室が貸し切り状態だった(^^;;。


船の到着のときの船員は、かっこいいよ〜

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2011/09/19

神津島(その2、長っ崎、神津島港~東京)

 そして夜釣り。
 変な時間に昼飯食ったので、夜が長くなってしまった。
 ビールのアテに1匹だけ、大アジを釣ってキャンプサイトで食おうと、友人からもらったパックロッド初登場。

 仕掛けはジグヘッドにワームをバッグに放り込んできた。でもアジの口には、どう考えても大きいジグヘッドしか持ち合わせがなく、ワームは、どう見ても長くて、食っても針まで届きそうにない。
 でも、まぁ、桟橋で投げてみると、あたりが来る来る。するすると巻いているだけなんだけど、ゴツゴツとあたる。
 こりゃぁ、いただきか?と思ったけど、あたりだけで全然食わない。やっぱ口が届かないんだよな、とワームの長さをちょっと短くしてやると、動きが弱くなるからなのか、あたりもしなくなる。
 結局かれこれ1時間半。魚と遊んだだけでした。まぁ、普段は遊んでももらえないんだから、楽しかったけど(^_^;。

明けて6時起き。
8時に開くガソリンスタンドでレンタカーを満タンにして返さないといけないので、早めに出発。島の南の方に行ってみる。


常設テント、何ともすごいレンタカー。走るけどね(^_^;

 東側の多幸湾から西側の前浜へ抜ける道の空港の近くに、いくつかの遊歩道がある。
 表示に従って、松山遊歩道ってのに入ってみた。数カ所の、展望場所があるようで、そのうちの「長っ崎」ってとこに行ってみることに。


小さい立て札に従って行く


朝張ったばかりであろうクモの巣を破壊しつつ、薮を進む


開けた!


うっひょ〜〜


ざっぱ〜ん。


良さそうな釣りポイントだけど、降りて行けるかなぁ〜


おそるおそる記念撮影

 で、港へ。


小中高、いろんな子たちが絵を描いている

 出航まで時間があるので、またもパックロッドを出す。やっぱりアジングの仕掛け。
 昨日とは反対側の港のせいか、時間のせいか、今度は全く反応なし。


また来るかも、神津島


式根島の宿の熱い見送り。宿の親父は、桟橋から飛び込んだ(^_^;


新島は、セスナが行ったり来たり


天気はいいのに、うねりのせいで、ギリギリまで条件付きだった利島


それまでガラガラだったのに、大島で急に満席に

 今回は、二等椅子席、最後列。完全なる1人がけ。ここはいいね。後ろにもスペースがあるので、荷物を置くもよし、なんなら、寝袋を敷いて横にもなれる。
 でも、コンセントがあるのは、520番。


683〜685は、隣がいない

 そして、満席だったさるびあ丸は、竹芝桟橋のA-1出口から直接下船。めずらしい。


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2011/09/18

神津島(その1、天上山と赤崎遊歩道)

 実は島が好きだったのかな?と思いつつ、まぁボクより、ウチの奥さんの方が島が好きなんだけどね、と……、今度は神津島に行ってきた。
 神津島のアウトラインは、ココに詳しい(^_^;。


もうおなじみの竹芝桟橋。月がきれいだ。台風が迫っているのに。

 船を予約したものの、急に台風15号が発生。迷ったけど、今回は利島を素通り、神津島往復で行ってくることにした。


すっごい快晴。海もうねりはあるものの静かな感じ。左から新島と利島、新島から神津島、多幸湾港

 今回は、船中1泊、島のキャンプ場で1泊。泊まるのは、都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場。他にも2、3の無料キャンプ場があるのだけど、唯一有料で、レンタル設備もしっかりしているファミリーキャンプ場にした。荷物を減らしたかったからだ。


力の入った立派な管理棟。

 最初はレンタルテントに毛布で、2500円ってのをセレクトしてたんだけど、常設テントの方が幸せですよって言われて、プラス3000円で、5人用の常設テントにした。
 レンタルテントのサイトは、サッカー場みたいな日陰のない芝生。常設テントサイトは林間、木製デッキに設営。さらに、専用調理場BBQブロック、電源付き。まぁ、快適ですね。
 ここは、さらに調理用具無料貸し出し、管理棟の冷蔵庫、冷凍庫、風呂も無料。なかなかのもんである。ホントに手ぶらでオッケイ。

 で、不用な荷物(ノートパソコンとか重いんだな)を管理棟に預け、天上山へ出発。秋のはずなのに、予定外に気温が上がり気味でちと不安になる。
9:45キャンプ場出発

10:15黒島登山口

 キャンプ場の自動販売機の水が売り切れで、桃の天然水なんつーものの500mlを2本ずつ持った。水が有名な島なので、途中で水汲みができるかな?と、思ったのだけど、甘かった。おいしい水は湧いているが、それは、下界の方なのだった。

10:45五合目

 暑い、死ぬ……。
 さらに、偶然一緒になった外国人の若者のツアーのペースに惑わされ、ついつい早く歩いてしまったものだから、早々にバテてしまったのかも。
途中で左の足首からふくらはぎにかけて、攣りそうになった。まさか脳梗塞の前兆?なんて思ったけど(最近テレビでそれ系の番組をよく見る。前兆を見逃すなって(^^;;)たぶん塩分不足。水分はかなり頻繁に摂っていたけど、スポドリとかじゃなかったので塩分不足になったんだろう。サッカー選手が試合中に倒れこむあれだろう。あわてて持っていたのに食べてなかった塩キャラメルを食べる。


確かにずっと絶景。山から海が見えるというのは、島ならでは。

11:10十合目

11:25黒島展望地
 外人の若者数人が崖下に向けて石を投げていた。なんて言えばいいのか迷っているうちに、注意できなかった……。情けなくも気分が悪い、英語恐怖症……。


表砂漠。昔の噴火口?

 大島や利島は黒い岩、黒い砂だけど、新島以南は白い砂で、海の青さが際立つ。山の上も白い砂。でも黒曜石の層も多幸湾のところには見られるようだ。
 しかし、そんなに大きな島じゃないのに、荒涼とした山頂風景。

12:00最高地点572m

 さらにお鉢巡り。


不動池、新東京百景(新島以北が見渡せる)

13:40黒島登山口へ下山

 ここで力つき、レンタカーを頼む。新島でもレンタカーを使ったけど、島のレンタカーは軽自動車でナビもなく安い。翌日朝までで5000円。
 一度キャンプ場に戻ってから、昼飯を求めて走る。新島よりも田舎の島なので、飲み屋はあるけど、飯屋はあまり見当たらない。もう9月で海水浴シーズンが終わっているというのあるだろうけど。


多幸名湧水

 多幸名湧水をペットボトルに詰め、島の西側に回り、飯と温泉と海を求めて北に向かって走る。
 とりあえず最北端にある赤崎遊歩道。
 外海とは大きな岩で隔てられた天然のプールを、人口の橋で囲んだ珍しい場所。

 みんな飛び込んで遊んでいて、楽しそう。まぁボクは上から眺めるだけだけど。ここでの外人は、「バンザイ」って叫びながら飛び込んでいた。その意味を知ってか知らずか……。

 そして、神津島温泉保養センターでやっと風呂と飯。刺身定食。(写真撮り忘れ(^_^;)
 水着で入る露天風呂。塩っからかったけど、広々して、すぐ近くに波がザッパーンってなるところもあってよかった。

 ……続く……。

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2011/06/12

利島で人生初釣果

 さて、利島にいます。
 今回は、社会の勉強用の資料作成のための写真撮影のお手伝い。
 GWや真夏以外は、大型船の就航が平日はないので、高速ジェット船で向かう。以前竹芝桟橋まで行きながら欠航されてしまった高速ジェットだけど、今回は、天気予報も見極め、条件付きだったけど、乗り込んだ。
 読みどおり、条件は出航後大島をすぎたあたりで解除。しかし、右ジェットエンジンが不調になり、大島岡田港を出た直後に修理のため岡田港に戻る。これで1時間くらいロスしたけど、まぁ、欠航じゃなければオッケイ(^_^;。
 船内放送で「右ジェットエンジンが不調で、調査中です。このまま飛び続けるわけにはいけないので‥‥」って、ジェット船は、「飛ぶ」のだね。

 高速ジェットはやっぱ速い。竹芝から利島まで大型船だと9時間近くかかるところをたった2時間半くらいで行ってしまう。しかし、波に弱く、利島港での着岸率は低い。
 利島港では、↓こんな大きな緩衝用のゴムの巨大ボールが登場していた。

 で、相変わらず穏やか〜な、利島。


島で一番おしゃれな、ダイビングショップ(^_^;

 猫もいる。この島の生態系(人間を除く)の頂点は、猫?カラスより強い?

 ↓このカラス、巣を守っている時期なんだろうか、単なる通行人のボクを2回も襲撃。超低空飛行で人の頭をかすめやがった。

 ってな感じで、カメラと三脚を持ってうろうろと島を上り下り。3時間くらい歩き回ったので、ちょっとした登山並みに体を使った。島でクルマのない生活を送ると、かなりいい感じで体を使うなぁ。

 で、ウチの奥さんの同僚の方に誘われて、夜釣りに。
 前回は、5日間でかすりもしなかった釣り。今回は道具を全てお借りしての釣りだけど、セットは、4.8mの竿に、2000番くらいのリール。サビキにコマセという基本的にはこないだのボクと同じ。おもりがボクのは5号だったのが、8号のを使っているけど。
 で、釣れました!
 嵐の直前、雨がぱらつき、時折強風が吹き荒む中、イサキが2匹、アジが1匹。他にバレたのが3匹、リリースしたゴマサバが1匹(おいしくないので、切り身にして他の魚を狙う餌にするのもいいよ、と言われたけど、周囲がどんどんリリースしているので、ボクもまねしてとりあえずリリース(^_^;。でもサバが一番大きかったなぁ)。
 ここの港の深さが8m程度で、魚のいるタナが、5mくらいらしいので、ボクがこないだやっていたよりも2mくらい深いところに針を落とすべきだったようです。まぁ、それだけじゃないだろうけど(^_^;

 でも、手応えは、バッチリ。魚の引きを味わえました。どうもありがとうございました(^_^;。


25cmくらいです。即刺身で食いました(^_^;

 てなわけで、木曜に来て土曜に帰る予定が、嵐で、日曜の昼に帰ることになりんした。

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