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2008/09/16

一青窈 武道館

一青窈 武道館LIVE !LOCK YO UP!
2008.0916@日本武道館 1-SE-B-33

 こんなにグッズの売れ行きが悪いライブは、初めてかも(^_^)。
 契約解除直後になんと初武道館だもんなぁ。狙ったわけではないだろうけど、どんなライブになるのか……

 てなわけで、会場内。ジャズのSEを聞きながら入ると……、びっくり。アリーナに席がない。オールスタンディングというわけではなく、アリーナ全体がたぶんステージなのだ。
 結果1階B席なのに前から2列目(^_^)
 全体が黒く覆われ、中央に八角形の台、その隣にグランドピアノとバンド。さらにその周囲には30台くらいの可動式の遠隔操作の照明が二重に取り巻く。
 こんな武道館は、初めてだ。いったいどんな演出を用意しているのだろうか。

 なんて、ボクらは、「すげー」「初めてだよー」と、大騒ぎをしていたのだが、この「アリーナを全て舞台に」という異例の演出は、すでに発表されていたみたいね。ボクらが知らなかっただけみたい。

 そして、開演時間の19:00ジャストに客電が落ち(素晴らしい。時間どおりに始めるのは偉い。っていうか本当はそれが当たり前(^^;)、一青窈がNEのゲートから颯爽と登場。アカペラで中国語の「望春風」で始まった。紅白のドレスに黒いパンプス。
 ピアノは武部さんになり、さらに1曲ごとに楽器が増えていく。
 アリーナに同心円上に並べられた遠隔操作の照明がすごい。最近はこれが主流なのかな、色は自在だしパターンも出せる。自在に首が振れるので動きも様々。一斉に動く様は、動きの細かさもあってまるでロボット。次世代は、ベースが固定ではなくそれぞれプログラムで歩き始めるんだろうなぁ(^^;。
 第2幕(そういう感じなのだ)は、中央に何やら匣が出てきて(こないだのツアーの時の巨大ベッドもそうだったけど、こういうトリッキーな作り物が好きみたいね(^^;)、場末の飲み屋の雰囲気やレトロなジャパニーズな感じの映像が映し出され、一青窈が中に入って出てきた時には黄色のドレスに赤のパンプスに変身。
 匣が引っ込んでて第3幕。さらにダンサーが出てきて昭和歌謡大メドレーに。彼女昭和歌謡が大好きみたいで、毎回ライブではそんな感じのコーナーや演出があるのだけど、今回は目一杯やった、って感じ(^^;。まぁ、若い人にはわからない曲ばかりだっただろう(^^;。大きな布がアリーナいっぱいを覆ったりしてオリンピックの開会式バリに派手な演出。で、最近流行りの客といっしょに踊る「江戸ポルカ」とか。
 で、「さよならありがと」で、本編終了。

 アンコールは、ウエディングドレスを思わせる白の衣装で再登場。メッセージ性の強い曲を3曲。
 「ハナミズキ」は、何度聞いても、最高の反戦ソングだよねぇ。音楽の教科書にも載せてください(^^;。大量の紙吹雪の中、慶応の合唱部(?)のバックコーラスとともに熱唱。もっと会場全体を巻き込んでも良かったかも。でも観客もかなり歌っていたかも。
 客電が点いたあと、再登場して「アリガ十々」を。

 素晴らしいライブだった。今年は濃いライブが多いなぁ。
 たぶんDVDも出るんだろうな、カメラが有人無人併せてものすごい数入っていたから。

 「大家(ダージャー)」をやってくれなかったのは、ちょっと残念。(そう言えば、新しい事務所名も「大家」というんだなぁ。この件については、一切触れなかった。まぁ、活動休止ではなく、環境が変わるけど、今のまま行くぞ、と受け取っておいていいのだね、たぶん)

set list
01 望春風
02 あこるでぃおん
03 翡翠
04 影踏み
05 ささやき並木
06 受け入れて
07 てんとう虫

08 もらい泣き
09 一思案
10 月天心

11 昭和歌謡メドレー〜白い蝶のサンバ(森山加代子)〜どうにも止まらない(山本リンダ)〜ロマンス(岩崎宏美)〜天使の誘惑(黛ジュン)〜虹色の湖(中村晃子)〜17歳(南沙織)〜夢なかば〜茶番劇〜絹の靴下(夏木マリ)〜夜明けの歌(芹洋子)〜君といつまでも(加山雄三)

12 江戸ポルカ
13 犬
14 イマドコ
15 ホチKiss
16 どんでん返し
17 さよならありがと

encore
18 つないで手
19 ハナミズキ
20 はじめて

21 アリガ十々

ds.河村“カースケ”智康
perc.アサクラシンジ
b.カネダタケシ
g.?
key.武部聡志
strings.弦一徹ストリングス
cho.ソリッドコーラス
cho. 慶応アカペラサークル(?)
dance.チルチルダンサーズ
(う〜ん、スタッフは、なかなかよく聞き取れないのだ(^^;)




終演後の様子

 会場を出たところで、名曲「ハナミズキ」の作曲者マシコタツロウ氏に遭遇。「おぉ、マシコタツロウだぁ、、、、」って感じで、通り過ぎただけだったのだけど、気づけた自分が軽くうれしかった(^^;。しかし彼は作曲家なのに、演奏には参加しないのね。楽器はなにをやる人なんだろう?

 帰りにグッズコーナーに寄って、先日一青窈が笑っていいともに出ていた時にタモリにあげた「明日の言付け」というエッセイ集(詩集?)を買う。一青窈のいくつかの歌詞にまつわる話を書いているというので興味を持ったからだ。
 作品のバックボーンの話というのは、なかなか聞けないもので、作者も作品を「聞いて」「観て」「感じて」ほしいみたいな言い方をするのがほとんど。でも、音楽(及び全てのアーティスティックな活動)は、その作品が純粋に仕事として依頼され作られたものではない限り、必ず個人の気持ちや環境から出発しているもの。観衆はそれに対して何かしらの共感を持つことで成り立つので、その作品の作られた軌跡を知るというのは、共感の度合いを深めたり、自分がまったく違った意味で共鳴していることを知ったりするということで、かなり必要だと思っている。

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