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2005/12/02

ALWAYS 三丁目の夕日

 いやはや、西岸良平だよ。
 今年の始めくらい?いや去年だったか、できかけの東京タワーの予告編を見てから、絶対に観ようと決めていた。西岸良平のマンガが、サザエさんやちびまる子ちゃんみたいな連続アニメになるならともかく、映画になるなんて、さっぱりイメージできていなかった。

 設定は昭和33年。東京タワー開業の年。長嶋茂雄がデビューした年、力道山がルー・テーズに勝った年、もうすでに歴史の中の風景、グリコのおまけでしか見られなくなってしまったような昭和の戦後上昇することしか考えていなかった雑多な時代だよね。で、歳がばれちゃうけど、ボクの生まれた年だ。三浦友和が医者の役(原作では、この医者が主人公の話もたくさんあったような。。。。)で出ているけど、山口百恵が生まれた年でもある。(……と、思ってたんだけど、ごぼさんから突っ込みが入り、調べてみると、山口百恵は昭和34年1月17日生まれ。学年はボクと一緒だけど、33年ではなかったようである。ちなみに、昭和33年(1958年)生まれの有名人は、こんな感じらしい)
 ボクは北海道の北の果て、稚内のちょっと南にある天塩というところで生まれたので、この映画に出てくる東京の風景は、ほぼ初めてお目にかかるものだ。(っつーか、昭和33年自体、ボクは生まれたばかりなので、知らないということになる。こういう時代設定がはっきりしている映画は、その時代に生きていたんじゃなくて、その時代に意識を持ってしっかり関わっていた世代じゃないと、ノスタルジーは感じられないんだろうね。ちなみに、最近行った飲み屋で、続けざまにガロ、浅田美代子、麻丘めぐみ、天地真理、ちあきなおみ……なんかが流れて、激しく懐かしさにつつまれた。たぶんそれは昭和40年代なんだろうな……)
 パンフに泉麻人が書いているけど、都電で虎ノ門から高円寺まで行けていたりしたんだ。この時から18年後にボクが上京した時には、都電は、今のコースにしか走っていなくて、東京はほぼ現在の様子になっていた。
 監督の山崎貴は、昭和39年生まれなので、微妙にこのあたりの年の感覚は実体験としては持っていないと思うけど、やっぱすごくきちんと映画は出来上がっている。流石は「Juvenile」、「Returner」を作った人だ(^^;。 

 西岸良平は1974年にビッグコミックオリジナルで「三丁目の夕日」の連載を開始しているので、ほぼデビュー時からリアルタイムで読んできているわけなんだけど、喫茶店で読むのがほとんどだった週刊マンガ雑誌の中の作品のひとつなだけだった。いい感じだし必ず読むんだけど、西岸良平を読むためにビッグコミックを手に取るわけではく、黒鉄ヒロシより先には読むけどさ、って感じ。
 映画は意外なくらいその西岸良平の雰囲気をオムニバスにまとめて、良くできていたと思う。
 もともと西岸良平って、エピソードを淡々と描いているものであって、人を深く掘り下げたりはしない。空気感みたいなものが大半を占めているマンガ空間。まさにその感じ。きっとこんなふうに作り上げるのは、そうとう苦労したんだろうなぁ。っていうか、西岸良平のマンガを実写の映画にするっていう企画自体がやっぱ驚き。
 映画は7、8個のエピソードがうまくつなげられていて、さほどの盛り上がりもなく、でも小さな波を作りながら、まさにほのぼのと進んで行く。
 CGっていうか、VFXはすごいねぇ。どこからどこまでが実写でどう合成されているのかなんて、全然わかんなかった。DVDが出たら、ぜひメイキングをたくさん入れてほしい。楽しみだ。

 堀北真希は、超売れっ子だねぇ。。。。。。(^^;
 堀北に限らずキャスティングは派手すぎず地味すぎず、かなり的を射ているんじゃないかと思う。出演者と風景が良く馴染んでいたよ。
 

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コメント

はじめまして。(嘘)

見てきました。
ALWAYS 三丁目の夕日。
それも一人で。

うるうるしました。

日本人に生まれた事が誇らしくなりました。

もう一度、素敵な日本を夢見たいです。

投稿: ひよこまめ | 2005/12/05 14:23

おー、珍しいお方だ(^^;。
あの頃からの日本は、しっかり今へとつながっていますよ。大丈夫、あまり変わっていませんって(^^;。

投稿: 罰 | 2005/12/05 23:37

わたし、ビックコミックオリジナル愛読しておりまして、絵はあんま好きじゃないんですが、内容はすごく好きなマンガなんですよね~
映画も評判いいですね~
見にいきたいな~

投稿: こいでしんご | 2005/12/07 01:31

いまだに連載しているということが驚きだよね(って、こちかめとかもまだ連載してるけどさ(^^;)、すでにサザエさん的位置づけなのか(^^;。
あぶさんとかもまだ連載してるんだっけ?(^^;

投稿: 罰 | 2005/12/07 02:14

今日やっと見たので、日記読みに来ました。
いい映画でしたね〜。

百恵ちゃんは同学年だけど、早生まれなので34年だったキオクしているのですが…
つまんねーところにからんですいません 

投稿: ごぼ | 2005/12/07 14:56

> 百恵ちゃんは同学年だけど、早生まれなので34年だったキオクしているのですが…

調べてみました。。。。確かに。1959年1月17日生まれだった。うぅむ、ずっと同じだと思っていたんだけど、違ったか。。。。。。森昌子、桜田淳子は同じかな?(^^;

修正ついでに追記もしておきました(^^;。

投稿: 罰 | 2005/12/07 16:08

あはは、すいません。
桜田淳子は4月、森昌子は…8月かな?と思ったら森さんは違いましたね。
しかしずいぶんいるんですね〜、33年生まれ。でも私と同じ日生まれがいない。ちぇっ。

投稿: ごぼ | 2005/12/07 17:11

あぶさんまだやってます。
しかもまだ現役です。
あぶさんの息子が近鉄に入団して、親子対決とかしちゃってますよ。
ちなみに、あぶさんの娘は、アイドルとして芸能界デビューしちゃいましたよ。

投稿: こいで | 2005/12/09 01:16

すげ〜>あぶさん(^^;

投稿: 罰 | 2005/12/09 01:25

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