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2005/08/15

でもって、はじめての富士登山─2日目─

 で、山小屋。な〜んか眠れないのは、枕が違うせいか?(いや、そんなにデリケートではない)両サイドの人々が近すぎるからなのか(でも両人ともとても静か)、はたしてこれは、高山病の予兆?
 などと思いつつ、うつらうつらを繰り返し、やっと寝付いたかな点々と思ったら起こされた。ものすごい土砂降りと雷もすでに去っていた、深夜11時。

すっかり雲の中(?)を行く。防水カメラも軍手越しのシャッターはブレブレ(^^;

 山小屋から出て頂上方向を見上げると、点々とヘッドライトの列。これは、モーニング娘。のライブを初めて観たとき、客電が落ちて真っ暗になり、会場中にペンライトの色とりどりの光溢れた光景を思い出させた。この瞬間だけは、モーニング娘。のライブも素晴らしいのだ(^^;。
 さて、ヘッドライトを点け(普通の電球のヘッドライトは、この後夜明けまでは電池が持たず、LEDの方がはるかに持ちが良いことが証明された)出発。まずは高山病の分かれ目といわれている、八合目を目指す。
 たぶんボクらは運が良いのだろう、登りはじめから激しい雨にはならず、だんだん雲が切れて満天の星空が現れてくる。ボクはひとつしか見れなかったが、人によっては数えきれない数の流れ星を堪能したらしい。
 一度快晴の深夜、カメラをバルブで同心円を描く星空の写真を撮ってみたいものだ。今回は3分ばかりバルブで撮ってみたけど、さすがに全然星の軌跡などはなかった(まぁあたりまえ(^^;)。

途中の山小屋のメニュー。確かに高いけど、ここでは納得(^^;。

 歩いていると甘いものが欲しくなる。今回一番人気だったのがキャラメル。
 下界でお菓子をほとんど買ってこなくて五合目で買おうと思ったら、普通のお菓子はほとんどなくお土産品ばかりだった。たんなるチョコレートでも微妙に高いしパッケージがじゃまだからね。お菓子類は下界で。沢山は不要。袋物は膨らんじゃうよ(^^;。

雨だとみんな結構ブルー。葬列のように黙々と歩く。

 先週よりは少ないらしいけど、7月末、8月の前半の週末は、ものすごい人の数。七合目から上は、もうずっと行列状態。まぁどんどん登れる強靭な足や心肺を持っているわけではないので、歩いているのか立ち止まっているのかわからないくらいでちょうどいいのかもしれないけどね。
 八合目あたりになってくると、とにかく空気の薄さを実感できます。1歩動くとすぐに息が切れるのに、立ち止まるとあっという間に普通に戻る。食べる酸素や、ハンディ酸素ボンベをしょっちゅう使って、高山病に備える。あと、かなり深呼吸を心がけながら歩いた。(この辺は、個人差があるだろうし、ホントのところはよくわからないけど、まぁボクは大丈夫でしたよ)


 そして、御来光。
 ただの日の出なんでしょ?って思っていましたが、、、、、。

そろそろでしょうか、空が明るくなってきました。

 雲海の上を歩いていると、2時くらいにはすでにエッジの方が明るくなりかけてくる。

たぶんこの辺から来るんだろうなぁ、、、、と、思いつつも登る。朝日の昇る前の空というのは、いつ見てもきれいですねぇ。。。。。

 4時を過ぎると、もういつでも昇ってきそうな気配になる。同じような景色を何枚も撮りながら、山頂手前で腰を据えて御来光を待つことにする。きっと山頂はもすごい混雑で、よいポジションなどとれないんじゃないかな?と、思ったから(^^;。同行者はボクが立ち止まって写真を撮っている間にすでに山頂へ向かった。

 で、ついに来ましたよ。。。。。。。。。あれ?なんで雲海の端からではなく、手前の雲海の中から昇る?
 光の屈折とかの加減でしょうか?これは不思議な光景。赤い卵の黄身をムニュッと押し出してくるかんじ。初めてですよ、こんなのは。これが御来光というものでしょうか。。。。。。

みんな立ち止まっています。まぁ、これを見るために来ている人がほとんどなんでしょう。

 そうして、一気に色が蘇る。
 長い時間暗闇をヘッドライトの灯りだけを頼りに歩いてきたので、これはもう生き返った心地です。

朝焼けの中、何もかもが赤く暖かいかんじ。登山者のカッパが色とりどりで、とてもきれいですよ。

闇の中の葬列も、一気にダイナミックな風景に変化。


 あー、やっと山頂。

あー、これ見たことあるよね。

ものすごい人の数だ。これまた原宿?(^^;

 けっこうあちこちで、ケータイはつながっているんだけど、山頂は、なんだか場所によりけりってかんじで、この朝5時過ぎの報告を誰かにしたくてもなかなかかからない(そうそう、御来光の瞬間をテレビ電話で、、、、、と思ったら、使い方をまだ覚えていなかった(^^;)。まぁ、こんな時間に電話されても迷惑なだけだろうけどさ。

 さらに、本当の山頂方面へ向かう。一番高いのは、もう少し先にあるのだ。火口はすごく深いねぇ。降りたら登ってこられないんだろうなぁ。。。。。。昔は万年雪があったみたいだけど、今は、うっすら汚れている白っぽい部分がちょっと見えるけど、あれがそうなのかな?これも温暖化のせいか。。。。。

登山の無事をお礼して、金剛杖についていた鈴をここに奉納(?)

人人人人人人。。。。。。。。。。。。。。。
沢山の人は別として、「もののけ姫」のタタラ場のある山の上の村落のような風景。

 頂上は、とても雰囲気のある場所。。。。。。なんつーかレトロ、そうレトロなんだな。
 世界(自然?)遺産に指定してもらおうっていうわりには、あまりに何もないただのでかい山なんだけど(それほど絶景だとは思わなかったのは、テレビなどで見慣れているからかな?)、頂上の町並みは昔からの山小屋の町並みやちょっとだけのお土産物屋がいい感じ。登山道の途中にあるたくさんの山小屋もいい感じでレトロだよね。
 自然云々よりも、富士山の登山文化を想像するのがけっこう楽しいような。。。。。。
 

 下山道へ。。。。

明るくなって初めてわかる、登ってきた道と、途中の山小屋。意外と狭い範囲でじたばたと登ってきていたんだ(^^;

 下山道。これがきつかったんだ。
 登山靴などを買ったお店のおねいさんも言ってたんだけど、、、「飽きますよ」って。。。。。。いや、マジそうでした(^^;。
 吉田の下山道は、須走的にざらざらした赤土なんだけど、須走ほどには深くなくつづら折りなので、走るわけにも行かず、ふくらはぎと足首に来る。
 頂上から五合目まで約5kmという看板があったんだけど、これが長いんだなぁ。もしかして直線距離のこと?って思うくらいいつまでたってのざらざらのつづら折りは終わらない。

天気もよく、絶景なんだけど。。。。。。(^^;

 3〜4時間かかってやっと吉田口五合目に下山。いやぁ、結局ここが一番きつかったなぁ。


 さて、今回は、ただただ登山ではなく小さな楽しみを見つけた。これが、ささやかだけどコレクター心(まったく、、、、、)を満足させてくれましたよ(^^;。

これが河口湖駅前のお土産屋で買った金剛杖の最初の姿(シャトルバス中で撮影)

 スタンプラリーですなまるで。金剛杖に各山小屋で焼き印を押してもらいながら登ることです。暗闇の登山では、もう途中からこれが楽しみ、これだけががんばりの元と言っても、、、、、(おおげさか)(^^;。
 杖を買うなら河口湖駅の売店が550円で最安値。駅前のお土産屋さんはプレーンなのが600円で、なぜか五合目までの焼き印が最初から押してあるのが700円。これが五合目になると1000円に跳ね上がります。頂上では1100円でした。焼き印コレクションは、けっこういい感じで記念品になります。(今回は焼き印が13個+頂上の神社で焼き印じゃなく打刻を1組してもらったこれは300円で、あとの焼き印は1個200円、頂上の焼き印だけは300円)

杖全体に焼き印が増えて行くのは、けっこう楽しい。これは下山のとき、完成形の杖(^^;

 帰りは河口湖畔まで降りてもまだ午前11時くらい。風呂に入って飯でも食って、、、、ってことで「温泉寺」という、日帰り温泉へ。ちょっと中途半端だったけど、まぁ風呂に入って生ビールで乾杯して旅の無事を祝い解散。
 楽しかったけど、素晴らしかったけど、くたびれました(^^;。

帰りは、300円奮発して、「フジサン特急」で大月まで。
めちゃめちゃ座席間の広い(たぶん大きなザックを足下に置くため?)電車。でも奮発したわりには、即爆睡。
大月からは中央特快でス〜イスイ。

 でした(^^;。

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