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2004/11/27

笑の大学

 初台教会で従弟の結婚式だったのだが、チャペルでの結婚式には参列したものの、披露宴には不参加なので、参加したウチの親を連れて帰るために時間つぶしに新宿で映画を観た。

 「笑の大学」は、戦時下の昭和15年、東京で上演される演劇がすべて検閲を受けていた頃の話。
 役所広司演じるところの警視庁保安課検閲官向坂睦夫と稲垣吾郎演じるところの劇団「笑の大学」座付作家椿一。この二人の検閲質での1週間のやり取り。二人芝居ってやつです。実際この作品1994年にはラジオ(坂東三津五郎+三宅裕司)、1996年からは舞台(西村雅彦+近藤芳正)で二人芝居で行われている。残念ながらどっちも知らなかったけど、観て(聞いて)みたいキャスティングではあるなぁ(^^;。
 椿一のモデルは、エノケン劇団の座付作家菊谷栄という人物。劇中でも赤紙をもらってしまうのだが、実際戦死しなければ、その後の大衆演劇界の流れを変えたかもしれないという人であったようだ。
 稲垣吾郎はよくやっていたとは思うけど、どうなのかなぁ、もともと居るだけで笑えてしまうようなキャラだから、演技に関しては、何とも言えない感じ。
 役所広司はすごかった。1冊の台本を検閲して、毎日直しを言い渡すのだが、だんだんエスカレートしていくのと同時に演劇の魅力に取り付かれていってしまう。やっぱキテルよ、役所広司。一日の仕事が終わって、警察署を出て帰るところなんか、もう普通の目立たないおじさんになっているにもかかわらず、検閲質での日々の変化はものすごい。さすがです、って感じ。ホントにこの人は普段素であまり現れない分、イメージを持ちにくい人だ。まぁそのように生活しているんだろうけどね。
 三谷幸喜作品は、テレビよりも、舞台や映画の方がいいね。のっけから独特の世界観があり、最初は取っ付きにくいんだけど、だんだんはまって、最後には抜けられなくなる。この感覚は大林宣彦作品と同じ感じ。

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