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2004/06/18

殊能将之「ハサミ男」など

最近、また少しずつ、読書習慣が戻りつつある。

殊能将之。とあるサイトで紹介されていたので「ハサミ男」というのを読んでみた。
やられましたねこれは。なんで気が付かないの?う〜ん。面白かったです。
カツカツに研いだハサミを美少女のノドに突き立てる連続猟奇殺人事件。犯人は「ハサミ男」と呼ばれ世間を騒がす。ところが同じ手口の事件が起る。それも第1発見者は、ハサミ男本人。。。。さて真犯人は?そしてハサミ男の運命は?
ってなかんじなんですが、これって初出が講談社ノベルス。ノベルスっていうと、どうもテレビの2時間ドラマとかの旅行サスペンスとかそういうのが多い判型ってイメージがある。あと、少年少女ものかな。たぶんもともと海外のペーパーバックに似せたんだろうけど、いまいち日本のノベルス系は、かっこわるいな。
日本はハードカバーと文庫本で、けっこう確立しているからね。
「ハサミ男」、これだけのできでありながら、ハードカバーではないのが、ちょっと不思議。この殊能将之、いろんなことにかなり凝り性である。もともと編集者なのかな?あ、プロフィールを発見(^^;。。。。。。やっぱそうなんだ。
「美濃牛」「黒い仏」にしても、めちゃめちゃ細かいことで脱線する(^^;。
「ハサミ男」は、その脱線の仕方はそう激しくなく、異端ではあるけど真っ当な推理サスペンスになってはいる。
かなりいろんなところを狙っているんだろうけど、深すぎて、わからないこと、多々あり(^^;。殊能作品と真っ当に対峙するのなら、相当の様々なジャンルの知識が必要そうだ。
筒井康隆を読みはじめた頃を、ちょっと思い出したよ。

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コメント

う~ん。最低。

リンク先の
http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=31007559

で、いきなり「ネタバレですが」とネタバレ感想を書いている大バカ女がいた。たまたまその人のが最新だったようで、一番上にあるから否が応でも目に入ってきてしまった。忘れるまで読めない。

ネタバレ書きたくなる気持ちはわかるけど、それは自分のサイトにコメント文で(コメントアウトして)入れてておけって。特にこう「犯人って誰なの??」タイプのミステリで、いきなり犯人に対する言及があるのって最低だよなあ。ったく…。

で、本題。

> これって初出が講談社ノベルス。ノベルスっていうと、どうもテレビの2時間ドラマとかの

一般的なイメージはどうなのかわからないけど、決してレベルは低くないし、値段も手頃だから、私はけっこう買っています。赤川次郎の『おやすみテディ・ベア』(初期の名作というか、問題作)とか、夏木静子の『Wの悲劇』(映画化されたけど、小説は傑作)なんかは最初にノベルズ系に入っていますしね。

投稿: れん | 2004/06/19 11:31

> ネタバレ感想を書いている大バカ女

げ、すみません、そこまでチェックしなかった、、、。
とんでもないやつがいるもんだな。

> 一般的なイメージはどうなのかわからないけど、決してレベルは低くないし、

ラインナップを見ると、そうなんだけど、あの装丁とかさぁ、つまんないよねぇ。。。。。
赤川次郎は、、、、大昔ちょろっと読んだけど、それっきりだな。ほとんど読んでない。
そういえば、昨日終わったけど「霊感バスガイド事件簿」ってドラマの原作は、赤川次郎だ(^^;。

投稿: | 2004/06/19 13:21

> ラインナップを見ると、そうなんだけど、あの装丁とかさぁ、つまんないよねぇ。。。。。

装丁はねえ。でも、あれだから安いんでしょうねえ。っと、いきなりワン切りがかかってきた。あれって誰か得をしているの??

> 赤川次郎は、、、、大昔ちょろっと読んだけど、それっきりだな。ほとんど読んでない

赤川次郎はわりとリアルタイムで出てきて読んでいました。まあ、ある時期になると卒業しちゃう人かな、と思うけれど、デビュー作の『幽霊列車』(岡本喜八演出で土曜ワイド劇場でドラマ化。DVDアリ)なんか、ミステリ作家としての素性の確かさはあったと思います。多作すぎたので薄まっていってしまったような感じはしますが…。

でも、『三毛猫ホームズ』シリーズは大好きでずっと読んでいましたね。ああ、講談社カッパノベルズでしたっけ。

でまあ、『おやすみテディ・ベア』は文庫に入っていると思いますが、「まさか赤川次郎がこういう作品を書くとは思わなかった」という衝撃がありました。

人気作家であり、多作であるがゆえに、なんというか、そういう立場を義務づけられちゃっているところもあると思いますね。で、トリックとか登場人物もパターン化してきちゃったなあと思って、ある時期からは読んでいませんが…。(私的にはあだち充と同じパターン。読むと確実に面白いんだけど、「ああ、同じ感じだなあ…」と思って)。

投稿: 漣 | 2004/06/19 13:45

なんかさ、

殊能将之(ハサミ男、美濃牛、黒い仏)について

これも微妙にネタバレしていません(涙)? これさあ、ばっちーの紹介文はいいんですよね。「あ、読もうかな」って思った。でもなんか、これで少なくとも犯人を1/2に絞り込む情報がインプットされてしまって…いやはや。

投稿: 漣 | 2004/06/20 02:38

このトラバの彼のは、ネタバレに入らないと思います。
殊能さんっていう人は、けっこう伏線にならないムダネタをあちこちにちりばめてたりするんで、、、、(^^;。

投稿: | 2004/06/20 03:01

いや、この人の書いていることと、ネタバレ女さんの書いていることで一致している部分があるでしょう。で、気になってしまったわけですが…。

まあ、その人はともあれ。なんか、ミステリとかSFというのは《仕掛け》自体に醍醐味があるわけで、サイトに感想とか紹介書く人は慎重にやって欲しいですよね。

面白い作品ほど、ラストに言及したくなるのはわかる。内容そのものにそれほど言及せず、作品の魅力を伝えるのは、それはプロの技だろうと思うから、その《仕掛け》の部分に触れてしまうのはしょうがないかもしれない。

でも、こうして全然関係ない第三者からいらぬ恨みを買ったりすることがあるのだった(^^;;。いや、なんか、佐世保の話じゃないけど。

投稿: 漣 | 2004/06/20 04:29

そうそう。

書店で見かけたので買ってきました…。

投稿: 漣 | 2004/06/21 02:08

あは(^^;

投稿: | 2004/06/21 10:01

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